【退職前に必読】教員を辞める前に考えるべきこと

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後輩教員

教員不足や教員の過酷な労働環境がニュースでよく報道されいますが、これから定年まで続けていけるか心配です……

まめみ先生

そうですね。転職が当たり前になっている現代。新たな選択肢を考えるのも良いと思います。でもその前に!知っていて欲しいことがありますよ!

「定年退職が当たり前」の時代から「ライフスタイルやキャリアアップに合わせた転職が当たり前」の時代が到来しています。

そんな中、教員の旧態依然の過酷な労働環境を報道するニュースも多く、教員不足が加速しています。

職場環境や将来のワークライフバランスを考えた上で、退職を考えている人もいるかもしれません。

この記事では2023年度末で退職予定の現役教員まめみ(https://twitter.com/syouenezinnsei)が退職を決める前に必ず考えて欲しいことについて解説していきます!

この記事を読んで欲しい人
  • 教員からの転職を考えている人
  • 将来に不安のある先生
  • 教員になるか迷っている人
この記事を読んでわかること
  • 退職、転職前に考えるべきこと
  • 転職を決意した実体験
目次

私が転職を決意した理由

私まめみも2023年度末で教職から去ることを決意しました。

ここでは転職活動をする中で自己分析をして見えてきた「転職軸」(転職理由)を基に、私が転職を決意した理由をお伝えしたいと思います。

現職の実態
  • 休日出勤を含む時間外労働の常態化
  • 実力主義ではない(業務量やパフォーマンスが低い人の方が給与が高いことも多い。昇進もしていく)
  • 変化を好まない体質(形骸化した研修や会議が多い)
転職によって解決できること
  • ワークライフバランスの向上を図ることができる。
  • 新たなスキルを身につけ、自身の市場価値を高めることができる。
  • 経営方針や経営理念に共感できる企業を選択することができる。

このように現職と転職によって解決できることを簡潔にまとめてみました!

このように考えると私が転職で実現したいことは「ワークライフバランスの向上させる!経営理念に共感できる企業で新たなスキルを身につけ、専門性と市場価値を高める!」だということが見えてきました。

将来を考えたときに今必要なことは「転職」だと思い、決意した流れになります。

もちろん教員の仕事にも魅力を感じていますが、今後現役時代に働く環境が大幅に改善する可能性は低いことを踏まえて転職と天秤にかけた時に転職をしたいと思うようになりました。

まめみ先生

まだ転職をするか悩んでいる人は、表のように「現状」と「転職によって解決できること」を書き出してみることが大事だと思います!自己分析することで進むべき方向は見えてきますよ!


教員を辞める前に考えるべきこと

教員を辞めると決意する前に考えて欲しいことが2つあります。

それは教員を辞めるデメリット辞めた後のプランニングです。

この2つをしっかり考えることで進むべき道が見えてくると思います!(実体験より)

教員を辞めるデメリット

教員を辞めることにはいくつかのデメリットが考えられます。

デメリットを考慮した上で決断するようにしましょう!

  1. 収入の減少: 教員は公務員や民間教育機関で働いている場合、安定した収入を得ることができます。一方で、他のキャリアに転職する場合、初期の収入が低くなる可能性があります。
  2. 安定性の喪失: 教員の職は一般的に安定しており、退職金や年金などの福利厚生も充実しています。辞めることでこの安定性を失う可能性があり、経済的なリスクを抱えることになるかもしれません。
  3. 専門知識の活用難: 教員は教育や学習に関する専門知識を持っており、転職する場合にその知識を活用することが難しいかもしれません。新しい職種で必要なスキルや知識を身につける必要があります。
  4. ストレスと負担の転換: 他の職種に転職する場合、それに伴うストレスや負担が教員とは異なる形で現れるかもしれません。新しい職場環境や業務内容に適応するための努力が必要です。
  5. 社会的な評価の変化: 教員は一般的に尊敬される職業とされており、辞めることで社会的な評価が変わる可能性があります。他の職種への転換によって、人々の見方が変わることがあるかもしれません。
  6. 生活リズムの変化: 教員は学校のスケジュールに合わせた生活リズムを持っている場合が多く、転職によって生活スタイルが変わることがあります。勤務時間や休日、仕事の性質が異なる場合もあります。
  7. 再教育の必要性: 他の職種に転職する場合、新たなスキルや知識を身につける必要があるかもしれません。再教育や研修が必要になることも考えられます。
まめみ先生

これらのデメリットをよく考慮し、教員を辞めるかどうかの決定をする際には、将来のビジョンやキャリアの方向性、個人の価値観などを総合的に考えることが重要です。

退職後の計画を立てる

退職後、転職を考える人も多いと思います。

そこで次のステップにスムーズに移行するためにもしっかり計画を立てましょう!

  1. 動機と目標の確認: なぜ教員を辞めることを考えているのか、新たなキャリアや人生の方向性は何かを明確にしましょう。将来のビジョンや目標を持つことは、辞職後の行動計画を立てる際に役立ちます。
  2. 財務計画: 教員の職を辞めることで収入に変化がある場合、十分な貯金や新たな収入源を確保する計画を立てましょう。生活費や急な支出に対応できるように準備しておくことが重要です。
  3. スキルと資格の評価: 他の職種やキャリアに転身する際に、どのようなスキルや資格が必要かを評価しましょう。必要に応じて、新たなスキルを学ぶための準備をすることが大切です。
  4. ネットワークの活用: これまで築いてきた教育関連のネットワークやコミュニティを活用することができるかどうかを考えてみてください。新たなキャリアに転身する際にも、人脈は非常に重要です。
  5. 心理的な準備: 教員を辞めることは大きな変化です。新たな環境や職場での適応力、ストレスへの対処法など、心理的な準備をしておくことが重要です。
  6. キャリアのリサーチと計画: 新たな職種やキャリアに関する情報を収集し、どの分野が自分に合っているかを調査しましょう。また、転職活動のスケジュールや方法も計画的に立てることが大切です。
  7. 家族や周囲への影響: 辞職が家族や周囲の人々に与える影響を考えることも重要です。決断をする前に、関係者と十分な話し合いを行い、理解を得るよう努めましょう。
  8. 退職手続きと保険: 所属する学校や教育機関の退職手続きや年金、健康保険などの確認を行い、適切な手続きを取ることを忘れないようにしましょう。
  9. 将来のプランB: 万が一新しいキャリアがうまくいかない場合に備えて、プランBを考えておくことも重要です。適切なリスク管理を行い、柔軟に対応することが大切です。
まめみ先生

以上の点を考慮して、慎重なプランニングを行うことで教員を辞める際にスムーズな移行ができると思います!


まとめ

転職た退職は大きな変化ですが、計画的な行動とポジティブな姿勢を持って取り組むことで、新たなキャリアに成功する可能性を高めることができます。

不安な気持ちを減らすためにも事前にしっかりと考えて、柱がブレないようにしておきましょう٩( ‘ω’ )و

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この記事を書いた人

元離島中学校教員
担任6年(2.1.2.3.2.3)
データ共有による若手教員支援ブログ運営
公務員の投資や副業などワークライフバランスを向上させる情報発信中

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